2009年08月24日

多重構造の碑文

碑文を作ったのはおそらく金蔵と思われる。
「安らかに眠れ、わが最愛の魔女ベアトリーチェ」とあるように
ベアトの眠りを願うのも、ベアトを愛しているのも金蔵だけだろう。
*熊沢が娘のようなベアトの安らかな眠りを願う、というのはあるかも

しかし、それにもかかわらず、手紙の主はそれが契約の一部であるように言う。まるで自分が碑文を作ったかのように。
本当に魔女が、10tの黄金を金蔵に貸し付けていて、それが何かの契約だったなら、黄金貸付の時点で、碑文を解けば利子回収権利を失うところまでが約束されているという事になる。
少なくとも、最初に資本金を集めたといわれる時期(1923年から1950年までの間)に、すでに碑文の内容が完成していたという事だ。

碑文がずっと昔からあるものなら、金蔵自身もこの謎を解いたために、黄金を手に入れた、という解釈も可能かもしれない。
金蔵はなんらかの手段で魔女を呼び出したというのだから、その召還魔法というのがこの碑文を解く儀式だったというのでも筋は通る。

金蔵が黄金を六軒島に隠したのではなく、元々黄金は六軒島に隠され、それを示すのが碑文であった。
碑文の謎を解いた金蔵は、みごと黄金と魔女を手に入れる。
いや、魔女はそのまま眠りにつくはずだったが、金蔵はこの宝が自分の命がついえるまでという条件で、魔女を使役する契約を行った。
だが、魔女はいう。あなたが黄金から生み出すものは全て返してもらう。黄金も、あなたが生み出した子ども達自身も。
そのかわり、この謎を子ども達が解き、わたしの魂を再び眠りにつかせるならば、この権利を放棄しよう。
金蔵が碑文を解いた時は、きっと世界中から六軒島を見つけ出した。
だから、六軒島自体は、ざっくり探せばすぐに黄金がある地下を見つけ出せれただろう。
だが、六軒島にこれから住まうのであれば、黄金はさらに分からないように隠す必要がある。
しかるべき際に、碑文を掲げ、それをみた子どもたちが碑文を解けるように、碑文を元に隠し場所が導き出せるように仕組みを整えた。

つまり、碑文はひとつしかないにも関わらず、その具体的な解放は複数あるのではないか?という事だ。
金蔵が発見した時は、六軒島がゴールだった。
今度は六軒島のどこかの地下室がゴールになる。



別の方面からアプローチしてみる
ep5では、どうやら黄金が実際に見つかっているようだ。
だが、碑文のいう他の宝が手に入ったようではない。
ということは、その解法では黄金しか見つからなかったという事。
宝をきちんと手に入れる為には、別の解法がまだあるという事。


また、多重構造をとっているというのは、何もゲーム盤に限る必要もない。
うみねこの世界の秘密すら、この碑文に隠していたりしたら、相当面白いんじゃないか?とも思うのだ。



以下は途中手詰まりした案だが、自分のメモとして記述。
多重構造の碑文
鮎の川、回遊魚が海と川とを行き来する川。
この川を下ると人里がある。
その里には、二人が口にする岸がある。
岸は同じ岸なのに、二種類に扱われる。此岸と彼岸だ。
岸をへだてるのは三途の川。輪廻転生の川。
人々が行ったり来たりをする川だ。
また、その場所は生きるか死ぬかの分かれ道。
地獄か天国か、その境目。プルガトリオ。そこが鍵。

第一の晩、つまりep1の晩にあたるTeaPartyで、プルガトリオに選ばれたのは6人。
第二の晩、ep2の最後に引き裂かれたのはマリアローザの親子
第三の晩、ep3のTeaPartyでは、誉れ高き魔女たちの会話が繰り広げられる。

ここからはちょっと苦しいが、
第四の晩でベアトリーチェの頭に当たる秘密(金蔵の死亡)が暴かれる。
第五の晩では、胸に当たる秘密(家具のよりしろなど)が暴かれる。
以降6,7,8でもその秘密を暴き、魔女を構成していた秘密が明確となる。
第9の晩にて、魔女は再構築され、皆を殺す魔法が分かる。
第10の晩にて、「うみねこ」は終わり、黄金の郷に至る。

この旅を終える事で、あなたは4つの意味を知る。
黄金郷の黄金のありか、死者の魂の蘇らせ方、失った愛の蘇らせ方
そして、魔女はいなかったのだと知る。

魔女幻想は無くなった。どうか安らかに眠れ、ベアトリーチェ。


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2009年08月22日

ep1 tea party

各epを読み直したいのだが、なかなか時間がとれない。
現在ep1の昼食後のベアトリーチェ肖像画あたりで・・・。
ブログ内容の方は主に会社で空いた時間にちまちま打ち込んでいるんですけど

そんなわけで?ティーパーティーだけ見直してきた。
プルガトリオ、死人が天国にいくか地獄にいくかの境目。
希望が捨てれない、ある意味地獄よりも苦しい煉獄。

地の文は、〜ですます調の絵本風味。
最近、絵本の中に宝の隠し場所を書き込んだ人がいて、竜騎士はそれを真似したんじゃないか?という書き込みを見たんですけど、
なるほど確かに、そのヒントはここにあったのか・・・もしれない。


登場人物はベアトリーチェと、ジェシカ、ジョージ、バトラ、マリア、シャノン、カノン、の6人。大人達はいない。
バトラを奮起させるなら、父親のルドルフとかも入れたほうが盛り上がるだろうけど、ベアトリーチェが招いたのは子ども達だけ。
もしかしたら、ブルガトリオに招かれた=実際の死亡者はこの6人だった、とか。

ベアトリーチェは「金蔵の孫であるバトラに、挑戦者の権利がある」と言っている。
またバトラは、「俺の6年前に、ベアトリーチェはいない」とも。
ベアトとバトラは直接的な面識は無い可能性は高い。
にも関わらず、なぜベアトは対戦者にバトラを指名しているのか?
それは、プルガトリオでバトラが魔女を否定したからではないだろうか?
逆に言えば、あのプルガトリオにいた全員に挑戦する権利はあった。
だが、バトラだけが魔女を否定した。
例え身内を疑う事になったとしても。
いや、むしろ魔法は、身内を疑わなくていいようにするためにかけられた、やさしい装飾。
それを否定し、真実を見てやる、と、バトラは最初から言っていた。

そして、プルガトリオの全員に挑戦権があった上で、ベアトが「金蔵の孫であるバトラに〜」と言っていたなら、プルガトリオに招かれた人物=金蔵の孫、という可能性もあるんじゃないだろうか。
まぁ、さすがにここまでくると脳内暴走しすぎな気もするけど。

ちなみにこの設定だと
エンジェはキリエの連れ子で、ルドルフの血は入っていない。
エンジェとバトラは兄弟なので、バトラはキリエとルドルフの子、という事になる。育てと戸籍の親はアスムだろうが。

シャノンとカノンについては、ジョージが「カノンはシャノンの弟だ。」と言い、カノンはこれに対して「弟というわけでは…。でも姉と慕ってくれる」と言っている。
同じ16歳の子どもで顔立ちも似ている。男女差こそあるが、双子を連想させる。
だが、ここでカノンは「弟というわけでは…」とあたかも兄弟であることを否定するような発言をしている。
しかし、この言葉の真意が、「どちらが弟・妹かは分からない。私たちは孤児院出身なのだから。」という意味なら、双子の可能性は消えない。
またカノンは最初にバトラに会ったときに、「僕だって・・・」と独り言をいっている。
これは「僕だって、右代宮家の人間だ」という事なのかもしれない。
ついでに言えば、信頼された使用人ですら片翼の鷲が与えられて、嫁の夏妃には無いというのもおかしな話だ。
設定上は、シャノンカノン源次は金蔵の家具で、魔法で顕現してるから〜となっていてごまかされてはいるけれど。
自然に考えたら、この3人が本当に右代宮の血を持ってる可能性は高いわけだ。派閥闘争とかのほうが詭弁。
あと、6歳からシャノンが使用人として働いていたのと、直前にひとりの使用人が辞めているのは、それまでのシャノンとその使用人がなんらかの面識があったからじゃないかなぁ?
6歳までは、以前のベアトと同じく金蔵の目の届く範囲で育てられたけど、彼女にベアトの魂が入る素養は無かった。
又はわりと奔放に育ててしまってて、夜中にうろついて使用人に見つかってしまった。ごまかせなかった。とかとか。

話はずれたけど、以上の事から、金蔵の孫は、ジェシカ、ジョージ、バトラ、マリア、シャノン、カノンの6人と妄想しました。

このほか、このお茶会では、今後のストーリーの内容の重要と思われるような発言がバシバシ出てるので、すっごいヒントだったんだろうなぁと思わされます。
あと気になったのは、全員魔女を認めているといっても、なぜかジェシカだけは、バトラに魔女を認めるな、と言っています。
それはなぜだか分からないんだけど、むむむ…。
posted by stem at 14:06| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年08月21日

ベアトリーチェの望みとは

魔法とは、人々に幸せをもたらすもの。
魔法とは、装飾。

つまり魔法は、幸せの為に、悲しみを隠すために行われる装飾。

片翼の鳥のジャケット見ました。鳥かごを持つベアトリーチェ。
鳥かごの中には青い鳥。ベアトは幸せを運ぶものなのか?
それとも、チルチルとミチルのように、幸せを追い求めているのか?
ベアトは幸せになりたかっただけなのか…?

ベアトが生きている可能性も無い訳ではないが、
ベアトが既に死んでいるのが真実であったなら、
自ら幸せを求めて動く事も出来ない。ベアトが何かを得る事も無い。
だからこれは魂の救済。
ベアトリーチェは、六軒島で隠されている真相を知ってもらいたい。
それだけが、彼女の心を慰めてくれる。

ベアトリーチェは自らの魂の消失を望む。
安らかに眠れる事を願う。それが、彼女の、幸せ。




ベアトリーチェに関する赤字

ep2
そなたは無能だ!
ひーっひひっひひひひひひひひひひひひ!!
さぁ右代宮戦人、跪け。
妾を認めれば全ての謎に決着がつく。
妾の力をもってすればどのような密室も生み出せ、そして打ち破れる!!
そなたは妾の一番のお気に入りの家具にしてやるよ。
そなたを愛して愛して、灰になるまで妾の玩具にしてやるよ…。
くっくくくくくひっひひひひひひひひひひひゃっひゃひゃっはっははははーっははっはっはっはっはっはっはッ!!!
妾は約束は守る。


ep3
六軒島の中には、九羽鳥庵という隠し屋敷が実在します
1967年の六軒島の隠し屋敷に、人間としてのベアトリーチェさまが存在した
間違いなく死んでいる!


ep4
俺の6年前に、ベアトリーチェなどという人物は存在しないのだ。

妾は黄金の魔女、ベアトリーチェ。
そして右代宮金蔵の孫、右代宮戦人と戦うためにこのゲームを開催した。


………右代宮戦人。今から私が、あなたを殺します。
………そしてたった今。この島にはあなた以外誰もいません。この島で生きているのは、あなただけです。島の外の存在は一切干渉できません。
………この島にあなたはたった一人。そしてもちろん、私はあなたではない。なのに私は今、ここにいて、これからあなたを殺します。

(私がベアトでない可能性もあり)

早く私を殺してください

妾を止めてみ

お前が
帰ってこなければ

いっそ、
生まれたく
なかった

誰も愛せ
のですか

お願いです
どの結末で
私の物語に
私を殺して

さもなきゃ

お前が
死ね。


ep5
碑文を誰かが解くことで、この子が何かを得ることはありません。
もともと黄金郷の黄金はこの子のもの。
見つけさせる必要も、横取りする必要も、何もありません。
碑文の謎が解けても解けなくても、この子にとって得るものは何もありません。
碑文が解かれようと解かれなかろうと、ベアトが何かを得ることはない。
戦人くんは犯人ではありませんよ。
戦人くんは誰も殺してはいません。
これは全てのゲームにおいて言えることです。
……恐怖を味わわせるのが目的ではありません。
誰かに復讐するためのものでもありません。
…ベアトは、快楽目的で殺人を行なっていることはありません。
ベアトは、あなたに解いて欲しいと願って、解けるようにこのゲームを、……この物語の謎を生み出しました。
ベアトは、俺に解いて欲しいと願って、解けるようにこのゲームの謎を生み出した
posted by stem at 18:36| Comment(0) | 登場人物の思惑 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

涙出た。




発表されたのは結構前のようですが、とても素敵な動画でした。
特に椅子にすわるバトラには、すごく何か心動かされるものがあって
ep5のラストの謎を解くまでの時間、きっとこんな感じだった。

あのイラストのバトラには、ベアトと向き合う真摯な態度も、
ベアトを想う愛も慈しみも、真実を知る者の達観も、右代宮家を継ぐ者としての尊大ささえもあるようで。
本当に一目ぼれしてしました!

すみません、ミーハーな日記です。

うみねこのキャラクター達は本当にどれも魅力的です。
それは単にかっこいいからとか可愛いから、じゃなくて。
苦悩や打算や我侭が、等身大でリアルだから。

バトラはこれから、周りの人たちの汚い部分を暴きながら謎を解いていく。
大好きな親族達が殺人を犯す事を、最初は受け入れる事さえ出来なかったのに。
目を背けることなく、この六軒島の事件にいどみます。

どうか私も、彼とおなじ心の旅が出来ますように。
posted by stem at 04:20| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

気になった書き込み

本スレをたまに見る程度だったんですけど、変態ちっくな流れに辟易。
まじめに考察スレを見たら、かなりまじめだったんでじっくり読ませてもらった。

そのうちで気になった書き込み

・ベアトリーチェは熊沢
熊沢の死亡以降は手紙が出てこない。
マリアは何度も「ベアトリーチェはいる」というが、
「ベアトリーチェはここにいる」と言う時には熊沢がいる。

・杭を刺す行動をしているのは、シャノンが妥当

全epを通しての細かな違いを洗っていってるようで、素直にスゲーなと思った。


あとは、19年前の出来事として
エバと脱出したベアトリーチェが崖から転落した事
夏妃が託された男児と使用人が崖から転落した事

使用人が記憶喪失となって、九羽鳥庵で静養中に再度崖から落ちて死んだ、という書き込みがあったが
ここは素直に、ベアトが死亡したことで、つぎの魂の器を金蔵が物色。
丁度新生児が手に入ったので、今度はオープンに育ててみようと夏妃に預けてみたけど、即死亡。
金蔵はこれを、ベアトがこんなチンチンついた器は勘弁。と言っていると受けとめた。という流れじゃないだろうか?
熊沢はこの様子を「お館様の戯れ」と評し、夏妃はプライドを傷つけられた。
実際にこういう事件はあったのかもしれないが、その19年前の男児が生きているかどうかは疑問。
仮に生きていたとしても、夏妃の心の内での嫌悪を0歳児が理解できるはずもない。


posted by stem at 03:31| Comment(0) | その他雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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